〓ガイドリセッティング〓
2013-02-12 Tue 22:43



どもっす Hikki Sixx だす

当地では毎日のようにモサモサと雪が降っております

したがって連休の半分程度は自宅と実家の除雪や雪降ろしに費やしますた



それでも合間をみて昨年にビルドした2本のNFCロッドのガイドリセッティングなんかもやっちゃいますたよ

ブログにはアップしていませんでしたが、この2本はガイドのタイプやらセッティングやらをコロコロ変えていたんす

最後にはセミマイクロでスパイラルセッティングを数パターン検証していますた




NCM_0031.jpg



しかし実釣で魚を掛けてみるとですね~

どうにも気に入らない事象が浮上したんす

これはブランク特性との相性もあるんだろうね



もう少し張りが強いブランクを使うとそれを抑制できると踏んでいるけど

まあ、つまりはオフシーズンにノーマルへリセッティングするつもりが今まで忘れてただけ・・・(笑)




それではガイドの取り外しから始めますかね。。。



ガスバーナーの遠火で慎重にエポを熱し、軟化したらガイドフット位置へカッターの刃を入れます

一般的にはガスライターでピンポイント加熱するみたいですが、オラはバーナーで少しだけ広めに加熱しています

なお一切熱に頼らずにエポを外す上級者もいるみたいだすね



NCM_0036.jpg



再度エポを加熱するとスルメのようにめくれ上がって来るので力を加えんでもあっさり取れます

外れ難いときはガイドフットの切開部をカッターで広げて加熱し直せばイケます



NCM_0038.jpg



無理に外すと簡単にガイドフットが変形しますので注意(今回も2個曲げて矯正した・・・)

あとは爪でむしり取れる範囲のエポを退いてから、スレッド端をクルクル引張ってエポもろとも剥ぎ取ります

大体取れたところでカッターの背刃を使い、ブランクを傷付けないよう慎重にケレン


NCM_0039.jpg



ケレン途中も時折加熱しながら作業すると楽ちんだす

硬いエポの残骸を無理にケレンするとブランクまで傷が入っちゃいますのでここは慎重に!

その後スコッチブライト(もどき)の細目→極細目でブランクをシコる



NCM_0041.jpg



いわずもがなNFCブランクの表面は素地のローカーボンフィニッシュが特徴

うっかり「う゛げ~塗面が剥がれた~っ!」っていうリスクがないので安心してサンディング出来ます



でサル並にシコらずともすっかり綺麗になりますた



NCM_0042.jpg



次にエクセルでガイド配置計算をしてアーバーテープでガイドを仮固定

実際にラインを通してベンディングやキャスティングをしてベリー~バット側のガイド間隔を微調整

特に問題が無かったのでラッピングに移ります



こんな感じで巻き上がりますた

スレッド自体がアピールし過ぎるのが好みじゃないので比較的地味目にしています



NCM_0051.jpg



ロイヤルブルー&ブラックのコンビネーションへ控えめにトリムを入れますた

次はスレッドコートドライヤーにセットしてコーティングへ移りますよ



NCM_0052.jpg



フレックスコート社のライトフォーミュラを使っているのですが、1回目のエポキシコート時はエタノールで希釈してスレッドに染み込ませる程度に留めています(理由は後述)

その後アルコールランプで軽く加熱してから一晩スレッドコートドライヤーを回して硬化待ち

その間にもう1本のロッドのガイドを外しケレン&ガイドセッティング



2本とも交互に2回コートして作業完了



スレッドコートの仕上げはは「もっこり」と丸みを持たせるのがお気に入り

スレッドのラップ幅を極力狭めて、ほんの少しだけ多めに塗布したエポが表面張力で球状に盛り上がるようにしています

単に見た目だけで実際はエポ分の重量が増すだけなんですけど・・・



NCM_0066.jpg



この盛り加減がビギナーのオラには難しかったりする

最初の頃は「もっこり」具合がバラバラだったけど徐々に慣れてきたっすね



以前この「もっこり」を1発目のコートでやろうとしたら・・・

通常通りに軽くアルコールランプで脱泡しただけにもかかわらず硬化中に予期せぬ発泡・・・



スレッドの隙間の僅かに残った空気が硬化の反応熱とかでジンワリと浮き出てきたのかな?

それ以降は予期せぬ発泡を警戒して1回目のコートは、よりスレッドに染み込むようにエタノールで希釈するようにしたんす

それから同事象が発生する事は無かったっすね

エポを湯煎して緩めにする手法が主流なのかも知れませんが、粘度が上がるまでの時間が早まってエポを作り直す手間が増えるので止めますた



ただし、1回目のコート時にエタノールで希釈しすぎると、糸抜き跡の処理時にスレッド端がブサブサになりますんでご注意を

そうなると再コートしないと糸抜き跡の処理が出来ないのね・・・

変色しない接着剤で強引に固めるっていう手もあるかも?(試したことないけど)



脱線しますた。。。

ほんでデカール部の飾り巻きはこんな感じ(元の飾り巻きは前述の方法で除去しますた)



NCM_0064.jpg



デカール表面はスレッドコート時に余ったエポにエタノールをぶち込んでユルユル状態で薄めにコートしています

こうすると表面が凸凹しないでコート出来ます



粘度が高いままで厚みを持たせたコートをすると、どうしても波打って硬化しちゃうんだす

この方法は皮膜がかなり薄めになっちゃうので傷付きによるデカールへのダメージが気になる方は数回工程を繰り返すか、エポの粘度高めのまま塗布して硬化後のサンディングで凸凹を削って平面を出せば良いと思います



こんな感じで除雪の合間を使ってガイドリセッティング完了しますた



NCM_0065.jpg



結局スレッドコートドライヤーは3日間ずーっと回りっ放しだったという・・・

ガイドの換装、リセッティングは、少なくとも器用とはいえないオラでも出来るぐらいのシロモノなので誰でも出来ますな



さて、近々に渡海後すっかりリビングの片隅に放置されていた乙骨ブランクのビルドに着手しますよ

先輩ビルダーのネギちゃんを通してグリップパーツ類を発注予定なんす

来月までには届くかな?



ではでは。。。



PS.

ネギちゃん わざわざマタギの最新カタログ&諸々を頂きまして本当に有難うございました

いつも頂いてばかりでスミマセン





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キレイなスレッドパターンですね。

TOPの竿はスレッドの種類と、飾り巻きにこだわった竿が多いです。
キレイな竿が多いですが、その分お値段も素晴らしいです(笑)
2013-02-13 Wed 22:58 | URL | 源造 #0w8oQUC2[ 内容変更] | top↑
Re:
> 源造さん

ありがとう御座います
実際はきったない巻きです(爆)

友人のトップ用高級ロッドを見せて貰ったことが有ります
手間と素材に金が掛かっているのは分かりましたが…
お値段聞いてビビりました
金箔とか漆とかは無理にせよ凝ったラップは頑張ればイケそうです

で。。。源造さんもいかが?
2013-02-14 Thu 06:47 | URL | 〓 Hikki Sixx 〓 #-[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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